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#05 Good-bye

シカゴ滞在も残すところ後1日。明日の朝にはトロントに向かっての長い長い本当に長い列車の旅がまっているのである(うっ、飛行機にすりゃ良かった・・・)。で、焦って観光。前のページで書かなかったけど、実は前日シカゴ美術館:The Art Institute of Chicago には行って来ました。やっぱりここは行かないといけないでしょ?メトロポリタン美術館ボストン美術館と並ぶアメリカ3大美術館のひとつには。信じられないかもしれんけど、僕は絵を見るのって大好きなんだよね。まぁ、自分で書くわけじゃないから技法がどうのこうのっていう難しいことは全然わからないんだけど、とりあえず絵を見ていいなぁって思えて気分良くなれるだけでいいんだよね。シカゴ美術館はとっても広いからはっきり言って1日あっても足りないくらい。絵が好きな人だったら1日半か2日はかけるんじゃないかな?なんて書いてるけど、僕は時間の都合で半日強しかかけなかったけどさ。まぁ、今度シカゴに行くときはたっぷり時間とってもう一度行きたい美術館だね。また、シカゴに行くのかって?もちろん、行きます。だって、今回の旅行では Chicago Cubs の試合は観てるけど、Chicago White Sox の試合は観てないからね。次はこっちに行って来ます。

おっと、話が前日のはなしになってしまった。最終日はどこに行ったのかというと、水族館とプラネタリウム。美術館も好きだけど、水族館とプラネタリウムも好きなんだよねぇ。水族館が好きっていうのは、ひとえに僕がイルカ好きだから。ということで、日本では品川水族館や八景島によく出没します。っと、それはいいとして、行ったのはシェッド水族館:John G. Shedd Aquarium 。Downtownからミシガン湖沿いを南にちょっと行けばつくんだけど、なんとここは世界最大の屋内水族館だそうだ。英語のガイドブックしか持ってなかったからわからんかったけど、言われてみると無茶苦茶たくさんいろんなもんがいたような気がする。大好きなイルカを堪能して心安らぐひとときをすごしたのであった。

水族館を出てちょい歩くとアドラー・プラネタリウム:Adler Planetariumu がある。中に入ったときは拍子抜け。「ん?なんでプラネタリウムなのに映画館みたいなの?」。そう、プラネタリウムっていうのは普通みんな輪になって天井眺めるもんじゃない?なのに、ここは前にスクリーンがあって、椅子がそれに向かって並んでるだけ。こんなのはプラネタリウムじゃなーい。映画館だー。金返せー。なんて騒ぎたい気分だったけど、小心者なんでおとなしくスクリーンを眺めること約10分。突然、スクリーンがあがっていき、派手なエスカレーターが現れる。なんじゃこりゃーと思いながらも他の客の後についてエスカレーターを進んでいくと、やっと見なれたプラネタリウムが現れる。ここで僕はほっと胸をなでおろすのであった。みなさんも、一度行ってみなされ。

チケット

こうして、シカゴ最終日が終わりを迎えようと・・・、いやいやそう簡単には終わらんでしょ?夜はもちろん野球観戦。今日もナイターがあったんだよね。で、そそくさとリグレーフィールドへ。この日の席はバックネット裏の前から4列目っていう最高の場所。チケット買うときに「いっちばんいい席ちょーだい」ってやったのが良かったのかなぁ?で、その席に座って野球を観たんだけど、周りの客はみんな年間予約で毎日のように野球場に来てるような人ばっかりなんだよね。その辺にいる人はみんな野球友達っていう感じで実に楽しそう。僕はといえば、1人ポツンと野球を観てたんだけど、そのうちに隣のおばあちゃんが話しかけてきて仲間入り。なんでも、その席は普段は野球狂の友達が座ってる席だったらしく、なんでJapaneseが座ってるのかみんな気になってたらしい。まぁ、最初は気になってたけど、一緒にCubsの応援してるからいいだろってことになったみたいだね。というわけで、なんかいろいろと野球の話をしながら、純粋にプレーを楽しめて、すっごく楽しく野球が観れた1日でした。試合が終わって、帰ろうとしたら「もう帰るのか?もうちょっと話をしよう」と誘ってくれるくらいで、明日帰るんじゃなかったらそのままいたかったくらいだよ。

こうしてシカゴ野球観戦旅行は最高の思い出を残して終わりを迎えたのでありました。ただ、帰りの列車からわがトロントのCNタワーが見えたときにすごくほっとしたのを覚えてます。やっぱりアメリカっていう国はちょっと空気がピリピリしてるんだよね。そして、僕にとってトロントが Hometown みたいに感じたのがことのときかな。

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